- 2010年7月18日 18:00
- その他
ずっと老人ホームに入っていて、ちょうど一週間前ぐらいに危ないと言われた祖母が亡くなった。そのため、両親と福島へ急遽帰郷。ちなみに福島は母方の実家で、小さいときは結構遊びに連れていったもらったけど、大きくなってからはほとんどないので、いろいろと懐かしかった。
どちらかというと大往生だったので、暗くないのがなにより。
しかし、親戚がものすごく多く、祖母のひ孫にあたる子供たちもたくさんいたので、わーわーと騒ぎまわっていて、普段子供と接していない私にはそれだけで疲れた......。全部で20人ぐらいは居たんじゃなかろうか。
田舎のお葬式はやはり豪華で、これまた興味深かった。豆と豆腐を食べるとか、てぬぐいを首から下げるとか、3日7日という言い回しとか。知らない世界だなあ。他にも、出棺の際、いわゆる死装束を着せるのにも、足袋は左右反対で履かせるとか、結び目は輪を作らず(戻ってきちゃうらしい)縦結びの結びきりだとか、三途の川を渡る渡し賃(だと思うんだけど)六文銭入れだとか。こういうのって残された人々が最後に亡くなった人にする気遣い(無事たどり着けるように)で、宗教的に信じてるわけではないけど、そういうの(気遣い)って純粋にいいなと思った。
そして、やっぱり焼き場では泣いてしまった。
まだ遺体だとそこ(現実)にいるという感じがするのに、焼かれるとなると急にいなくなっちゃう感じ。そんなに接点なかったから大丈夫かなと思っていたのだけど、急に子供のころ色々と優しくされたことを走馬灯のように思い出してしまってダメだった。祖母の記憶はやっぱり夏休みで、ここは田舎なので、それこそ井戸水で冷やしてた庭で取ったトマトだったり、三ツ矢サイダーだったり、手を引かれて川にホタルを観に行ったりと、そういう記憶。
逆にお骨になってしまうと冷静になって無常観を感じてしまった。人間、最後はこの白い骨だけだよね。骨壷にすべて収まるようにと葬儀屋さんが、ぐいぐいと押し込めていたときの骨が砕けるパリパリとした音が忘れられない。
告別式ではたぶんこの一年分ぐらいお辞儀した。田舎の人付き合いって半端なく人が多いんですね。一時間半ぐらい挨拶してたと思う。
本当ならもう一泊してこうと思ったけど、とにかく疲れたとの子供パワーにやられたので帰京することにした。でも久々に叔父叔母、従兄弟に会えて良かったかな。普段は親戚イベントに全て欠席する私なので。
最後におばあちゃんのご冥福をお祈りします。おばあちゃん、ありがとうね。